相模原市南区の整形外科 あおき整形外科

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骨の大敵!スクレロスチン!

 こんにちは。皆様いかがお過ごしでしょうか。

すっかり寒くなり外出の頻度が減っていませんか。

“運動不足によって骨粗鬆症は何故起こるのか”について話したいと思います。

私たちが運動をすると、骨の中の「骨細胞」という細胞が骨に伝わる衝撃を感知します。そして「骨芽細胞」という新しい骨を作る細胞に「骨を作って!」という指令を出します。しかし、骨に十分な衝撃がかからない生活を続けていると、「骨細胞」は「スクレロスチン」というホルモンを大量に出し始めます。実はこのホルモン、「骨を作るのをやめよう!」というメッセージを「骨芽細胞」に伝えてしまうのです。すると骨芽細胞の数が減り、新しい骨の建設が滞って、やがては骨粗しょう症を引き起こしてしまうことがわかってきています。 

骨密度を高める効果的な運動として自転車や水泳よりも、骨に十分な深谷衝撃がかかる「ウォーキング」や「ジョギング」、高齢者や膝の弱い方は「かかと落とし」や「水中ウォーキング」や「ヨガ」「ストレッチ」も効果的です。

冬のこの時期は圧迫骨折や大腿骨骨折を起こす方が増える時期です。

骨密度検査を受けてみてはいかがでしょうか?