2026/03/02
こんにちは 放射線技師のうめざわです
2021年より米国、英国、欧州諸国での放射線防護審議会などで腹部・骨盤部X線撮影時の生殖腺防護を日常的に行うべきではないとの指針が公表されています.
日本でもこれを受け2025年より日本医学放射線学会、日本放射線科専門医会・医会、日本放射線技術学会、日本放射線技師会が共同声明で生殖腺防護を廃止する方針となりました.
- 70年位前の研究では、動物実験から放射線が遺伝子に影響を及ぼす可能性が示され生殖腺防護が導入されていましたが、その後の疫学研究や原爆被爆者の長期追跡調査にて放射線被爆による遺伝性疾患の増加の明確な証拠が得られていません.
♠生殖腺防護のデメリット
♦病変部に防護具が重なる可能性
♦卵巣の位置・遊走精巣・停留精巣なども有り完全な防護は困難
♦体動等により防護のズレによる再撮影にて被ばくが増える可能性
♡ 近年X線撮影機器の性能が向上し、被ばく線量も大幅に軽減されておりその重要な役割の一つがFPD(フラットパネル)と言う平面検出器です.
大きな病院等では普及していますが クリニックでの普及度はまだそれ程では有りませんが当院では小児の患者さんも沢山受診しますので、導入しております。
安心してレントゲン検査が受けられます
