2025/09/01
こんにちは。柔道整復師の村山です。
真夏のような暑さが続いていますね。
朝晩は少し涼しく感じても、日中との気温差や湿度で体は大きな負担を受けています。
その結果、だるさや疲れがなかなか取れない “夏バテ” が長引いてしまう方が多いのです。
夏バテとは?
夏の暑さや湿度、冷房などが原因で起こる体調不良の総称を「夏バテ」と呼びます。
代表的な症状には、
・食欲不振(食欲がない)
・倦怠感(だるさ)
・頭痛やめまい
・胃腸の不調(下痢や便秘)
・睡眠の質の低下
・集中力の低下
・筋肉の痙攣(こむら返り)
などがあります。
このような症状、思い当たりませんか?
夏バテの背景には、
- 自律神経の乱れ
- 水分不足
- 栄養不足
- 睡眠不足
といった要因が関わっています。
これらが積み重なることで体の回復力が落ち、脱水症や熱中症、さらには免疫力低下による感染症リスクにつながってしまいます。
「ただの疲れだから…」と放置するのは危険です。
夏バテ対策の4つのポイント
注意していても起こる夏バテですが、次のポイントを意識することで予防・改善が期待できます。
① 食事
たんぱく質・ビタミンB群・ミネラルをバランスよく摂ることで疲れやだるさを防ぎましょう。
特に豚肉・大豆製品・緑黄色野菜はおすすめです。
② 水分補給
1日1.5〜2Lを目安にこまめに摂りましょう。
汗をかいたときは水だけでなく塩分も必要です。運動時はスポーツドリンクや経口補水液も有効です。
③ 睡眠と生活リズム
室温を適切に保ち、冷房は冷やしすぎないようにしましょう。
また、日中の短い昼寝(20分以内)も疲労回復に効果的です。
④ ストレッチや運動
血行を良くするために軽い運動やストレッチを取り入れるのも有効です。
激しい運動でなくても、散歩や就寝前のストレッチで十分効果が期待できます。
夏バテは「夏だけの不調」ではなく、9月以降も続きやすい体調不良です。
秋を元気に迎えるためには、今からの体調管理が大切です。
ぜひご紹介した4つのポイントを意識して、長引く夏バテを防ぎましょう!